甘酒の美容効果はマジで知らなきゃ損!効果的な摂り方もご紹介!

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ここ数年、特に甘酒がとっても人気になっていますね。日本に昔からあるスーパーフードとして注目されています。

「飲む点滴」どころか、最近では「飲む美容液」とまで言われるようになりました。

だけど、実際のところ「甘酒って何が美容に効果があると言われるんだろう?」と思いますよね。

「本当に効果あるの?」と。そして、「どうやって摂るのが一番、美容に効果があるの?」と疑問ですよね。

私は長くオーガニック食品店で働いていたのですが、甘酒はとにかく一年を通して食に関心の高い方からも人気でした。本っ当に、お肌ツヤツヤのきれいな方は皆さん定期的に飲まれていました。

でも、まだまだ「興味はあるんだけど、どう取り入れたらいいのかわからない」という方の方が殆ど。とにかく甘酒についてはたっくさんのご相談があったんです。

そのため、甘酒の使い方のワークショップなども、毎回とにかく大人気な程。

そこで今回は、同じように甘酒に興味があるもののどう取り入れていいか迷っているあなたのために、オーガニック食品店での経験から、甘酒の美容効果や、その効果的な摂り方をご紹介します。

「飲む点滴」「飲む美容液」と呼ばれる甘酒、ブームになって今ではスーパーでも手軽に手に入るようになったので、せっかくなので上手に取り入れて、美容効果をたっぷり手に入れてくださいね。

知らなきゃもったいない!甘酒の美容効果!

甘酒には二種類あり、「酒かすで作る甘酒」と「米麹で作る甘酒」があります。酒かすの甘酒も美味しいのですが、こちらはアルコールが含まれ、糖分を追加していることもあります。

美容効果の高さで注目されているのは「米麹で作る甘酒」の方です。こちらは甘みを加えずに、お米を発酵させて作っています。

発酵とは言ってもお味噌と一緒で、アルコールを全く含んでいないのも特徴です。選ぶときは、原材料が「米・米麹」のみでできているものを選んでくださいね。

「飲む点滴」「飲む美容液」と言われる理由は?

そんな米麹でじっくりと発酵させた甘酒を「飲む点滴」または「飲む美容液」と呼ばれています。さらに「ジャパニーズヨーグルト」と呼ばれて、海外セレブにも注目されています。

なぜ、そう呼ばれているかというと、米麹がじっくりと発酵することでビタミン・ミネラル・そして9種類の必須アミノ酸と女性に嬉しい栄養がたっぷりと含まれているからなんです。

甘酒は抗酸化作用が高いので老けない身体に!

甘酒にはエルゴチオネインという抗酸化成分がたっぷりと含まれています。実はこの成分、ビタミンCよりも高い抗酸化作用があり、とても美容にいい働きをするんです。

「身体が酸化する」「身体が錆びる」という言い方をして女性の大敵ですよね。

これは、ストレスや加齢、食生活の乱れなどが原因で活性酸素が体内に増えて細胞を傷つけてしまうことで「老化」してしまうことを指しています。

この「老化」を防いでくれるのが「抗酸化作用」を持つ食品です。実際のその効果は、肌ツヤや髪ツヤ白髪、シミやシワも防いでくれます。

甘酒のこの成分は紫外線による炎症を防いでくれるので、飲む日焼け止めと呼ばれることもあるんです。

甘酒にたっぷりのビタミンB群で代謝UP!

甘酒にはたっぷりのビタミンB群も含まれています。これがとっても美容に大切で、美肌と美脚には欠かせません。

玄米が美容食として注目されているのもこのビタミンB群が豊富に摂れるからですよね。

とはいっても、玄米が日本の食卓から消えていった理由のひとつに消化の悪さがあります。でも、甘酒なら発酵しているのでその栄養素の吸収力がとても高いのも注目されている理由です。

このビタミンB群、「代謝を高めて血行を良くする」効果もあり、老廃物が溜まることも防いでくれるデトックス効果もあります。

そして、吸収力も高いので「疲労回復」にも効果が高く「飲む点滴」と呼ばれます。

さらに「肌の水分を保つ」のにも「髪の水分を保つ」のもミネラルと一緒に「むくみ対策」にと、とにかく美容に関わることになくてはならない大切な働きをしてくれます。

腸内環境を改善!すっきり&美肌効果抜群!

食物繊維と酵素をたっぷりと含んでいるので、腸内環境の改善にもとっても高い高い効果があります。最近では「腸活」なんて言いますよね。

甘酒は、そんな腸活にもぴったりです。便秘気味だと、老廃物が溜まって肌荒れに直結します。

それも解決してくれるだけでなく、甘酒のオリゴ糖が善玉菌のとってもいい餌にもなるので、免疫力までアップしてくれる効果があります。

海外セレブも注目する植物性の乳酸菌「ジャパニーズヨーグルト」

日本でも増えてきましたが、海外では特に乳製品や肉・魚を摂取しないヴィーガンの方も多いですよね。海外セレブにも「ジャパニーズヨーグルト」として注目されているのが、甘酒です。

動物性のたんぱく質を全く使っていない植物性の乳酸菌として注目されているんです。

乳酸菌がいいのはもうご存じの通り、お肌にも免疫力アップにも大切ですよね。甘酒に乳酸菌が含まれているのは、あまり知られていません。

乳製品が入ってくる前から日本人は、ぬか漬けや甘酒、お味噌などの発酵食品で上手に乳酸菌を取り入れていました。

これが、日本人の長生きの秘訣かもしれないです。そんな大切な文化、取り入れないなんてもったいないですね。

そこで、次の章では、現代でも手軽に取り入れることができる甘酒の摂り方をご紹介します。

美容に効果のある甘酒の摂り方をご紹介!

甘酒は、そのまま飲んでももちろん美味しいです。ただ、栄養価が非常に高い分、カロリーが高いのが注意点です。そのため、一日に摂る量はおちょこ一杯分でいいと言われています。

また、甘酒を飲みなれていないと、独特の甘みや香り、お米の粒々感などがあるので、日常にどう取り入れたらいいかわからないってことが多いんですよね。そこで、そのまま飲む以外の取り入れ方をご紹介します。

スムージーが一番簡単、抗酸化作用と酵素をたっぷり

人気なのはやっぱりスムージーです。果物と野菜にプラス甘酒、という組み合わせが一番取り入れやすく美味しく飲むことができます。

また、フルーツのビタミンCや抗酸化作用、生の酵素を甘酒にプラスで摂ることができるので相乗効果も高くなります。

りんごと甘酒と小松菜

定番のりんごと小松菜のスムージーに、甘酒をほんのひと回し。

一緒にミキサーにかけるだけです。小松菜はカルシウム、ビタミン、ミネラル、鉄分も豊富なので美肌にはぴったりです。

キウイとレタスと甘酒

キウイもビタミン豊富、ビタミンCとビタミンEが特に豊富なので、さらに甘酒を合わせてアンチエイジング効果抜群です。ちょっぴりレモン果汁やミントを加えれば、暑い真夏にも美味しいです。

バナナとほうれん草と甘酒

バナナといえば、カリウムと食物繊維ですよね。

便秘気味の時に、甘酒と一緒にスムージーにするのはやっぱりおすすめです。お腹いっぱいにもなるので、朝食の置き換えにも使えるのはバナナですね。

温かい飲み物で手軽にほっこり

生姜のすりおろしや柚子果汁や柚子の皮を加えて

定番なのは、温めた甘酒に、すりおろし生姜や柚子果汁を入れて飲むホットドリンクです。

温める時は、沸騰させない程度にゆっくりと鍋で温めるか、レンジOKのコップに移して、様子を見ながら温めましょう。

甘酒ココア

甘酒が甘いので、できればお砂糖の入っていないココアパウダーを使うのがおすすめです。

シュガーフリーも実践できて、ココアの食物繊維と甘酒の乳酸菌でお腹もすっきり嬉しい効果があります。

お湯でココアをしっかり溶いてから、温めた甘酒を入れるか、甘酒を加えて少しチンしてもOKです。私は、お湯:甘酒の割合を1:1程で仕上げるのがおすすめですよ。

ほうじ茶甘酒ラテ

ほうじ茶も最近、スイーツでブームがきていますよね。実は、ほうじ茶ラテってとっても美味しいんです。そこで、ミルクの代わりに甘酒を使って、ほうじ茶甘酒ラテにしてみてください。

ほんのり甘く、香ばしい香りでカフェインも殆どないので寝る前に飲むのにもオススメです。甘酒の方が少し多いくらいに入れると、よりラテっぽくなるます。

サラダにかけたり、料理の甘み付けに

桃とルッコラと甘酒のサラダ

私が教えて貰った「発酵調味料教室」の先生の一番のおすすめは、桃と甘酒の組み合わせでした。

これが、桃の甘みとジューシーさを引き立てて驚く程美味しいんです。桃にもビタミンCや抗酸化作用がたっぷり。

お肌のハリツヤに嬉しい効果もある桃は旬には食べたい果物です。そこに甘酒をあわせると消化吸収もよくなるので、美容効果にも効果抜群。

桃に合うのは、水菜やルッコラなどちょっとピリッとするお野菜、そこにdpレッシング代わりに甘酒を掛けて、生ハムも添えてワインが止まりません(笑)ちょっと贅沢したい日のメニューに、パーティーメニューにもぜひ試してみてください。

オイルと甘酒を混ぜて、塩をひとつまみで甘酒ドレッシングを作っても美味しいです。

市販のドレッシングは意外にもお砂糖がたっぷりなので、お砂糖代わりに使うのもおすすめです。

煮物の甘み代わりに

実は甘酒、みりんと同じようにも使うことができます。煮物の甘みの代わりに使えば、お砂糖量を減らすことができて美容にもいいといういいこと尽くめです。

甘酒はビタミンB群が多いうえに、イライラに効くGABAも持ち合わせているので、ちょっと気持ち的に疲れた時や、生理前にもおすすめです。

私は、同じく心の免疫の優しい小豆をお砂糖を入れずに甘酒で優しい甘みをつけてコトコト炊いて、冬の生理前に食べるようにしています。

小豆の鉄分も一緒に摂れて、美容面にも効果の高い組み合わせなんです。ぜひ、試してみてください。

まとめ

今回は甘酒の美容効果と、甘酒の美容に効果的な摂り方をご紹介しました。

甘酒にはとにかく女性に嬉しい美容効果がたくさん。こんなに万能な日本のスーパーフード、ぜひ日常に取り入れて、もっともっときれいになりましょう。

 

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