意外と知らない妊婦のイライラ解消法!妊婦の私のおすすめ方法をご紹介!

育児

妊娠すると、色んなことが原因でイライラしやすくなりますよね。ホルモンバランスの乱れや、つわり、思い通りに動けないことや、周りの理解を得られなかったり。

私も、妊娠してようやくはじめて「妊婦ってこんなに辛いんだ…」と驚きました。言葉で上手く伝えられないような小さなイライラが積もり積もってパンクしそうになりました。

会社では白い目で見られながらつわり休暇を頂いて、家で横になっていれば「いつも寝ていていいなぁ、俺も寝ていたいわ~」という心無い主人の言葉にイライラして喧嘩になってしまったり。

 

でも、妊婦がイライラしてしまうと、お腹の赤ちゃんへの血流も悪くなり成長や脳の機能、最悪はお腹が張って流産の可能性が高まったりします。それだけは絶対に避けたいですよね。

そこで、凝り性の私は「そもそもイライラしないためにどうしたらいいのか?」に着目して、先輩ママたちの妊婦のイライラ解消法を徹底的に調べて、とにかく片っ端から実践してみました。

そこで今回は、その中でも、私自身が試してみて実際に効果のあった、根本から解決する「妊婦のイライラ解消法」をご紹介します。

イライラを吹き飛ばして、ゆったりとした気持ちで元気な大切な赤ちゃんを育てていきましょうね。

妊婦がイライラしてしまうのはこれが原因!

とにかく思い通りにいかないことが増えて、どうしようもなく溜まっていく妊婦のイライラ。

何よりも、「そもそもイライラしたくない!」と思いませんか?「妊娠したらゆっくり穏やかに過ごしましょう」なんて言われても、私にとってはそもそもどうしてイライラしやすいのかわからない!という状態でした。

イライラする要素やストレスはたくさんありますが、実は、そもそも妊婦がイライラしやすい状態になるのは、こんなところから起きています。

それは「貧血」「ホルモンバランスの乱れ」「寝不足」です。

職場でのイライラや、周囲のいや~なことを変えることはなかなか難しいですが「妊婦はイライラして当然」ではありません。

ちゃ~んと原因を抑えて対策してあげることで、イライラすること自体を軽減することが大事なんです。

特にミネラル不足で起きる貧血は、流産や赤ちゃんの成長障害を起こすこともあるので「イライラしてしまう」こと自体が、本当に妊婦の大敵なんです。

妊婦におすすめの貧血解消法

甘いもの・小麦粉・スナック・添加物を減らす

ついつい、妊婦さんが食べたくなってしまう手軽なお菓子やスナック。他は食べられないけど、スナックなら食べられるという不思議な現象は妊婦のあるあるですよね。

でも、小麦や甘いものを食べた後って、後から余計にイライラしやすくなっていませんか?イライラした時、つい食べたくなりますが、このイライラ解消法が実は逆効果なんです。

小麦やお砂糖スナック菓子や添加物は、体内でカルシウムやビタミンB1をどんどん無駄に必要以上に消費してしまうんです。

そのため、摂っているつもりが足りていない状態になり、実は後からとってもイライラにしやすくなります。

 

さらに、妊娠中はとにかくお腹の赤ちゃんに栄養や血液を送っているので、妊婦さんは貧血になりやすくなっていますよね。

貧血で血が薄くなると、身体がだるいだけでなく脳に血液が回らなくなり、これが原因でいつも以上にイライラしやすくなるんです。

やっぱりこういうものはなるべく避けていつもより減らすだけでも、イライラを抑えることができます。フルーツに切り替えるのは特にオススメです。でも身体を冷やすのは絶対にダメ。

 

そこで私のオススメは、グリルやトースターで焼くだけの焼きリンゴです。

バナナやいちご、梨も柿も季節の果物を焼くだけで甘さが濃厚になり、つわりで疲れた胃腸にも優しく美味しいですよね。レンジでチンでもOKです。

もう少し甘みが欲しい時は、はちみつをかけてゆっくりとリラックスして食べてくださいね。

大豆製品や卵を積極的に!

あまり食べれない時の貧血対策は、大豆食品や卵がおすすめです。湯豆腐や温めた豆乳、豆乳に味噌を加えたお野菜の豆乳スープは優しく染みていくので妊婦さんでも食べやすいですよね。

食べれそうなら少しずつ鮭やほうれん草も入れてあげると、栄養価も高くなるので貧血対策としてイライラ解消法にばっちりです。

レンジでチンしたお豆腐なら、簡単で匂いもないのでつわりの時や、疲れた時に大活躍します。

私はお醤油やポン酢の出汁の香りがダメだったので、レモン果汁とお塩をかけて食べていました。

 

これが思ったより美味しい!柑橘の香りはリラックス効果もあり、イライラ解消法として取り入れるのもおすすめです。

血の巡りもよくしてくれるので、手軽に手に入るレモン果汁や柚子果汁をぜひ取り入れてみてください。

薬膳の考え方だと、丸い形の食べ物は心を落ち着かせてくれるものが多いんです。

果物や、卵や大豆もまん丸ですよね。卵焼きや目玉焼きなら簡単に作れて鉄分もしっかり摂れます。迷ったら「丸いもの」試してみてくださいね。

小さなおにぎりが一番。

妊婦ごはんっておにぎりが一番。脳にきちんと主食の糖分が行き渡らないと、貧血を起こすだけでなく、すごくイライラしやすくなります。

食べつわりの時は特に、小さいおにぎりをちょこちょこ食べるのが一番です。

でも白米だと、カルシウムと並んでイライラに必須なビタミンB1が不足してしまいます。

そこで、イライラ解消法としては玄米や雑穀米、もっと手軽に豆ごはんにするのがおすすめです。

枝豆は葉酸もたっぷりなので、赤ちゃんの成長にも欠かせません。枝豆と鮭フレークを混ぜたごはんもおすすめです。

サラダに混ぜられるミックスになった豆や、冷凍や乾燥のものなど色々あるので、ぜひ取り入れてみてください。

「ホルモンバランス」と「寝不足」からくるイライラへの解消法!

妊婦はホルモンバランスが乱れるため、便秘や下痢になりやすかったり、寝不足になったり、と今までにはなかったマイナートラブルがとにかく起きますよね。

このマイナートラブルは、やっぱり積もり積もってイライラの原因となってしまいます。そこで、こんな対策をしていくのもおすすめです。

骨盤・姿勢がゆがんでいるとホルモンバランスが乱れやすい

生理痛が重い場合、子宮や骨盤が冷えていることが多く、温めると楽になった経験はありませんか?

骨盤や姿勢の冷えとゆがみは、実は女性のホルモンバランスの乱れにも繋がっているんです。

そこで、よく言われるように、ヨガや骨盤体操を取り入れるのは、本当にイライラ解消法として実際にすごくオススメです。

実際に、妊婦のイライラの解消法としてヨガを取り入れて、ゆっくりと運動していた先輩ママはとっても多く、寝つきもよくなるのでイライラ解消法としの効果も大きいです。

ヨガができなくても、冬はもちろん、夏も冷房で腰回りが冷えていることがありますよね。

お湯を入れたペットボトルや、湯たんぽで優しく温めてあげるだけでも、すーっとイライラがおさまることがあります。

今のうちから骨盤の歪みを正してあげることは安産にも繋がるので、「赤ちゃんのため」と考えると頑張りたくなっちゃいますね。

もちろん、体操をして時期や状態は個人差があるので、お医者さんときちんと相談してからにしてください。

血流をよくする「お風呂でバタ足」

これは、安定期に入って運動不足や体重増加に悩む時期にすご~くおすすめです。

ちょっとお散歩にいく元気はなくっても、ヨガをするほどの気力がなくっても、お風呂でバタ足なら簡単にできちゃいます。

妊婦は熱いお風呂で長風呂してしまうのは、脳貧血にも繋がりやすく、危険なので避けないといけないのですが、かと言ってぬるめのお風呂だと物足りないですよね。

そんな時にも、お風呂でちょっとつま先だけのバタ足。やり始めると、子どもに戻ったようでちょっと楽しいです(笑)

 

私は60回を3セットやっていました。お風呂の中で体操座りのまま、つま足だけバタバタ。

息があがらないようにちょっと休憩しつつ、自分の体調と相談して大丈夫ならまた60回、という具合です。

実はこのお風呂バタ足、足を動かすことで肩までしっかりと血が巡るので、きつくないのに、思ったよりもいい運動になります。

代謝が良くなるのでダイエット法として紹介されていたほどです。お風呂上がりの身体のぽかぽかが長く続きますよ。

こうしてしっかり温まって、代謝を上げると寝つきもとてもよくなるので、今日はなんだかイライラした!という日にこそ、手軽な解消法としておすすめです。

みんなどうしてる?みんなの妊婦のイライラ解消法と体験談をご紹介。

一番のイライラ解消法は家事の手抜き!

先輩ママたちのイライラ解消法で一番多かったのは、「家事の手抜き」でした。毎日、完璧にやる必要はありません。

今、あなたにとって一番大切なことは「あれもこれもやらなきゃ!」ってイライラすることよりも「お腹の赤ちゃんを守ること」ですものね。

「今日は何もしない!」と決めて、「趣味や好きなことに没頭する」。結局これがイライラとストレスの解消法に最高です。一週間に一日だけ「家事お休み日」と決めてみるのもいいですね。

お惣菜や冷凍食品・外食に頼ってゆっくりと映画を見るのも大切な時間です。

昼間っから部屋を真っ暗にして、美味しいものを手元に用意して「おうち映画館」にしてゆ~っくりするのもいいですね。

 

手芸が好きなら赤ちゃんグッズ作りに没頭してみたり、今のうちにネットショッピングしてみたり、お菓子作りに没頭してみたり。

「子どもが産まれたらできないこと」をリストアップして、ご主人に相談しながら今のうちに楽しむという先輩ママの意見もたくさんありました。

今まで働いて来たんだから「イライラ解消法」と題してネットショッピングしまくった、なんて私の友人も(笑)

主人がいない間に受け取るから、ストレスフリーだったよ~とのことです!

私は家じゅうの断捨離に没頭したことが一番のイライラ解消法でした(笑)

物が多いとイライラしやすいもの。迷っていたものは捨てまくって、スッキリと収納して、きれいにしたところには好きなアロマオイルを設置して大満足しました(笑)

没頭できる好きなことは人それぞれですが、産まれたらそんな時間もなくなってしまうので、今のうち今のうち、と自分に甘くしてぜひ好きなことに没頭してみてくださいね。

雨の日はゆっくり休む!

これは、妊婦さんじゃなくても最近取り入れている方がとっても増えています。イライラ解消法というよりも「イライラすることを避ける」という解決策です。

雨の日や気圧が下がる日は、頭痛が起きやすかったりイライラしやすくなりますよね。

妊婦さんは特に、この気圧の変化にも左右されやすくなっていることが多くなります。

そんな日はもう「今日は雨の日だから仕方ない」「今日は雨は降ってないけど低気圧だから仕方ない!」と考えてみると、理由のないイライラにもちょっと気持ちが楽になるんです。

アプリやサイトで気圧が下がる時にお知らせしてくれる便利なものもあります。

ツイッターで教えてくれたり。気圧が下がる時はゆっくり寝て、消化に優しいものを食べて、無理をしない。それだけでもイライラすることを減らすことができますよ。

まとめ

今回は妊婦のイライラ解消法についてご紹介しました。

妊婦はイライラしやすいから仕方ないと諦めずに、ぜひ、簡単なことからひとつでも試してみてくださいね。そして穏やかに過ごして元気な赤ちゃんを産んでくださいね。

 

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