チャイルドシート、新生児用の選び方は?失敗しないポイントをご紹介!

育児

妊娠がわかって、一番大変なのが出産準備。赤ちゃん用のものって、色んな初めて聞く名前のものがたくさんあって本当に大変ですよね。

そんな準備の中でも、特に新生児用のチャイルドシートって「どんなものを用意したらいいの?」と迷っていませんか?

色んなメーカーから色んなチャイルドシートが出ていて、お店に見に行っても違いが良くわからなくって「全部一緒に見える!」なんて、迷って迷って本当に困ったのは、私です(笑)

しかも、やっぱり大切な命を守るためのものだけあって、価格も予想以上に高額。決して安い買い物ではありませんよね。出産準備の必要なものの中で、一番高いかもしれないですね。

そんな大切なお買い物だからこそ、絶対に失敗はしたくないと思いませんか?

「車に合わない」とか、「使い勝手が悪い」とか、産まれて寝不足でバタバタしている時期に返品や交換だなんて考えただけでもゾッとします。それだけは、避けたいですよね。

私も悩みに悩み、先輩ママに色々とアドバイスを貰ったり、最終的には子育て中の姉夫婦に一緒に選んで貰いました。

というのも、私の義理の兄は仕事の関係もあってバリバリの家電オタクなんです。

チャイルドシートは家電ではないものの、選び方や目の付け所は正直、店員さんに聞くよりも知識量がものすごい人です(笑)おかげでとっても助かりました(笑)

そこで、今回は、同じように何を選んでいいかわからなくて困っているあなたのために、そんな義兄に延々と教え込まれた「新生児用のチャイルドシートの選び方」をご紹介します。

ポイントを押さえてご紹介するので、ぜひ失敗のないようにじっくりと選んであなたと大切な赤ちゃんにぴったりのチャイルドシートを選んでくださいね。

チャイルドシート新生児用の選び方。要チェックポイントはこれ!

チャイルドシートの安全面は、きちんと基準が設定されています。それをクリアしていないと販売できないもの。

そのため、正直なところメーカーによっての「大きな違い」はありません。だからこそ、選び方にとっても迷ってしまいますよね。

車のメーカーの純正は特に、デザイン的や手触りなどが優れているものの価格が高いのも特徴です。

それでも、そんな大きな差がない中でも、大切な赤ちゃんを守るためにぜひチェックして欲しい「安全面」でのチェックポイントをご紹介します。

大切な赤ちゃんを守る「安全性」

まず、何よりも優先しないといけないことは、赤ちゃんの安全性です。

新生児は、まだまだ身体ができあがっていないのに頭が重たい状態。そのため、新生児用のチャイルドイートは「ベビーシート」という専用のものがあります。

急ブレーキの時って、大人でも首に大きな負担がかかりますよね。生まれたての新生児はもっと骨格が未発達のため、大人に比べて遥かに大きな負担が首にかかり、万が一の事故の場合には大きな障害の原因となります。

そのため、新生児~1歳頃までの専用の「ベビーシート」というものがあり、首回りを特に強化し、首に負担がかからないように進行方向に対して後ろ向きのつくりとなっています。

「ベビーシート」「チャイルドシート」「ジュニアシート」の違いは?

成長によって、身体の強度や骨格がどんどん変化してく赤ちゃんを守るために最も大切な選び方は「正しいサイズを選ぶこと」です。

そのためにまず知っておかないといけないことは、この3種類の違いです。

「ベビーシート」は、新生児~1歳くらいまでの特に首が安定しない赤ちゃん専用です。

「チャイルドシート」は幼児期に合わせたもので1歳~4歳くらいまでが対象。そして「ジュニアシート」が学童用4歳~10歳くらいまでが対象となっています。

ただし、年齢はあくまで目安です。何よりも身長と体重が適正であるかどうかが一番重要なので、将来の買い替えの際は十分に「適正身長」と「適正体重」をチェックしてくださいね。

「ベビーシートとチャイルドシートの兼用タイプ」が一般的

でも、そんな高額なお買い物のチャイルドシート、年齢に合わせて買い替えるってなかなか大変ですよね。

そこで、最も一般的なのが「ベビーシートとチャイルドシートの兼用タイプ」または「チャイルドシートとジュニアシートの兼用タイプ」。

ちょっと長く使える兼用タイプとして、この2種類の選び方があります。

新生児の時は専用のベビーシートを選んで、1歳超えてしっかりしてきたら長く使える兼用を購入する方が安心。という意見もありますが私たちは、「ベビーシートとチャイルドシートの兼用タイプ」を選びました。

その理由は、義兄の熱い指導の下(笑)安全性の高さで世界でも有名なボルボの考え方を参考にしました。

交通安全先進国スウェーデンでは3~4歳まで後ろ向きが当たり前!

日本ではまだ、新生児に関しては後ろ向きが推奨されているものの、2歳頃には成長に合わせて大人と同じように前向きに座らせるチャイルドシートがメジャーです。

でも実は、世界で初めてシートベルトを開発し、車の安全性の高さで最も有名なスウェーデンのボルボ社では、その長い歴史を持つ安全試験の結果から「3~4歳までの後ろ向きチャイルドシート」が推奨されています。

というのも、万が一の事故の場合、最も多いのが「子どもの首頸椎の損傷」なんです。

ボルボの研究では、まだまだ4歳頃までは首の筋肉がしっかりと発達していないため、激しい正面衝突があった場合には、後ろ向きかどうかで「生死を分ける」ほど。

なんと、前向きの場合では、事故発生時の首への負担は「7倍」も違うんです。

そのため、私たちは4歳頃までしっかりと首をホールドできる「ベビーシートとチャイルドシートの兼用」タイプを選び、4歳まで後ろ向きで使えるものを選びました。

これは、本当に日本ではまだあまり知られていないので2歳頃からは前向きがOKとなっています。

赤ちゃんグッズの専門店でも、知らない店員さんの方が圧倒的です。安全性で悩んだ時は、ぜひ、検討項目に入れてくださいね。

設置方法「ISOFIX」と対応車種をチェック

2012年7月以降に発売された車は現在「ISOFIX」が適応となっています。

このISOFIXというのは、シートベルトを使わずにコネクターに「カチッ」と簡単にかつ確実に装着ができる取付方法のことです。

実はシートベルトでの装着では、取付時の締め付けを間違えていたり、シートベルトが緩くて意味が無かったりというトラブルが多くあるんです。

このシートベルトの取り付けのミスによる事故件数が圧倒的に一番多いというデータも。

実際に、私の姉も友人数人も、チャイルドシートが正しく装着できていなくてブレーキの時に子どもが飛んできて冷や汗をかいた、ということがありました。こんなに身近でこんなにも頻繁に起こっているんです。

これを防ぐために導入されたのがISOFIXです。現在のチャイルドシートも車も殆どが対応となっています。

でもチャイルドシートの選び方として、中古を購入したり、お下がりを貰ったりということもありますよね。

そんな時は、車が対応車種かどうかのチェックを必ずしておきましょう。対応であれば、絶対にISOFIXを選ぶことをおすすめします。

チャイルドシートの便利な機能を要チェック!

チャイルドシートの選び方で一番大切な安全面を押さえたら、次は、それぞれのメーカー毎の便利な機能を比較してチェックしていきましょう。

実際の先輩ママ達に聞いた経験談から大事な選び方をご紹介しますね。

「買ってよかった」「本当に便利!」の声が一番多かったのは「回転式」

一番人気は「回転式」

実際に私の周りでも、とにかく全員が口を揃えて「買ってよかった」または「買えばよかった」と教えてくれた機能は、「回転式」でした。

トラベル式などの、そのまま丸ごと外して赤ちゃんを持ち運べるタイプもあるのですが、これよりも回転式の方が圧倒的に人気でした。

新生児の時は特に、車の中でぐっすりと寝てくれたら、せっかくなら起こさずに車から降ろしたいものです。

そんな時に、ぐるっと回って回転するタイプのチャイルドシートなら、荷物を持っていてもくるっと回してすっと降ろせて助かります。

赤ちゃんっておむつやミルクも大量に必要で、普段のお買い物に合わせて荷物も多く、とにかく乗り降りは大変。そんな時も、くるっと回ってくれるのは便利ですね。

「日よけ付き」が絶対におすすめ

これは姉と友人数名の実際にあった話なのですが、車で移動や帰省、ちょっと遊びに出た時って渋滞に巻き込まれることも多いものです。しかも、疲れ切った夕方って本当に大渋滞…。

そんな時に、渋滞でみんな疲れている時に限って車内でなかなか泣き止まなくて、原因が全くわからない!

なんてとにかく困り果てていた時、実は「夕日がまぶしくて嫌がっていただけ!」だったんだそうです。

たまたま光を遮ってみたらすーっと寝たと。「そんなまさか」と思いましたが、本当に何人も「あるある!」と同じことを教えてくれました。

そんな先輩ママたちのおすすめが、日よけ付きのチャイルドシートです。

まだ起きないで~なんていう怪しい時も、寝そうで寝ない時も、そっと日よけを閉じてあげるとゆっくり寝てくれて助かったよ~と。意外なポイントですが、ぜひチェックしてみてくださいね。

掃除のしやすさ、取り外して洗えるのか?メンテナンス性を要チェック!

ミルクの吐き戻しやうんちもれ、食べこぼしでも汚れるのが当たり前

とにかく、選び方としては「色んなパーツに分けて剥がして洗えるもの」がいいよ!と強く先輩ママのアドバイスを貰いました。

とにかく赤ちゃんは、何かとトラブルがつきものです。新生児のうちはミルクを吐き戻したり、もう少し大きくなったら食べ物や飲み物をこぼしたり、もしかすると車に酔って具合悪くなるなんてことも。

また、とっても汗もかきやすいので、首元などは特に取り外して洗えると嬉しいですよね。

古いチャイルドシートだと、部分ごとの取り外しができないこともあるので、購入する前にしっかりとメンテナンスがしやすいかどうかチェックしておく方がおすすめです。

「レンタル」という選び方もおすすめ。

私の周りでも、チャイルドシートはレンタルではなく購入した友人が殆どでした。

購入した理由は「ただでさえ子育てで手一杯なのにレンタルの手続きが面倒だったから」と「レンタルの衛生面がわからなかったから」という意見が殆どでした。

そんな中で、実際にレンタルで済ませた先輩のママは、とにかくレンタルを大絶賛。

ペーパードライバーの彼女は、普段あまり車に乗る頻度が低く車は基本的にご主人が仕事で使うというパターンでした。

そうなると、チャイルドシートって、置き場所がとにかく邪魔…。そこでレンタルを選んだそうです。

彼女はダスキンのレンタルを使用していたのですが、思った以上に清潔で、メンテナンスが行き届いているので何も問題はないんです。

実際に、相談した際にレンタルを見せてもらったのですが、本当に新しく購入したものにしか見えませんでした。

また、お試し期間として10日間程を通常より安価でレンタルすることもできるので、購入するか迷った時はレンタルで試してから購入するのもいいですね。

私の友人のレンタルの使い方は「使う時だけ短期レンタル」という選び方でした。

長期で借りた方が40%オフになったりもするので、使用頻度や予算、ライフスタイルに合わせてぜひレンタルも検討してみてください。

まとめ

チャイルドシートの新生児用の選び方についてご紹介しました。

一番身体が未発達の時期だからこそ、しっかりと安全なものを選んでくださいね。あなたの大切な赤ちゃんと、あなたにとって一番使いやすいものをぜひ見つけてください。

 

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